【5手詰(16):詰将棋】終盤力を強化せよ。2枚の桂馬
日々の将棋の中で、私が詰みを逃した局面を紹介します。
問題の局面
局面図
私が先手。
相がかりの空中戦で、終盤に以下の局面を迎えます。
ここから5手で詰みがあります→
ここから5手で詰みがあります↓
(多数の詰み筋がありますが、5手詰は1通りだけです。5手詰を当ててみてください)
答え
▲7五桂打、△7四玉、▲8三角打、△7五玉、▲8五飛打
まで、5手詰です。
(他にも詰み筋がありますが、すべて7手詰以上となりますので、他の詰み筋の解説は省略します)
以下、それぞれの変化を見ていきます。
初手に対して△6二玉と逃げた場合
初手は▲7五桂打→
初手は▲7五桂打↓
これに対して、後手の選択肢は2つ。
- △6二玉と逃げる
- △7四玉と逃げる
初手▲7五桂打に対して、△6二玉と逃げた場合は、▲7二飛打とします→
初手▲7五桂打に対して、△6二玉と逃げた場合は、▲7二飛打とします↓
これに対して、後手の選択肢は2つ。
- △同角と応じる
- △6一玉と逃げる
4手目△同角と応じた場合
▲7五桂打、△6二玉、▲7二飛打に対して△同角と応じた場合は、▲同成香で詰みます→
▲7五桂打、△6二玉、▲7二飛打に対して△同角と応じた場合は、▲同成香で詰みます↓
4手目△6一玉と逃げた場合
▲7五桂打、△6二玉、▲7二飛打に対して△6一玉と逃げた場合は、▲7一龍(もしくは▲7一成香)で詰みます→
▲7五桂打、△6二玉、▲7二飛打に対して△6一玉と逃げた場合は、▲7一龍(もしくは▲7一成香)で詰みます↓
初手に対して△7四玉と逃げた場合
初手▲7五桂打に対して、△7四玉と逃げた場合は、▲8三角打とします→
初手▲7五桂打に対して、△7四玉と逃げた場合は、▲8三角打とします↓
これに対して、後手の選択肢は2つ。
- △8四玉と逃げる
- △7五玉と逃げる
▲7五桂打、△7四玉、▲8三角打に対して、後手玉は8四、7五どちらに逃げても、▲8五飛打で詰みます→
▲7五桂打、△7四玉、▲8三角打に対して、後手玉は8四、7五どちらに逃げても、▲8五飛打で詰みます↓
終わり。