【5手詰(10):詰将棋】終盤力を強化せよ。5秒で解きたい問題
日々の将棋の中で、私が詰みを逃した局面を紹介します。
問題の局面
局面図
私が先手。
相がかりの空中戦で、終盤に以下の局面を迎えます。
ここから5手で詰みがあります→
ここから5手で詰みがあります↓
(多数の詰み筋がありますが、5手詰は1通りだけです。5手詰を当ててみてください)
答え
▲3一飛打、△3二歩打、▲3五飛打、△4二玉、▲3二飛上成
まで、5手詰です。
(他にも多数の詰み筋がありますが、すべて7手詰以上となりますので、他の詰み筋の解説は省略します)
以下、それぞれの変化を見ていきます。
初手に対して△2二玉と逃げた場合
初手は▲3一飛打→
初手は▲3一飛打↓
これに対して、後手の選択肢は4つ。
- △2二玉と逃げる
- △4二玉と逃げる
- △2四玉と逃げる
- △3二歩打と合駒する
初手▲3一飛打に対して、△2二玉と逃げた場合は、▲2一金打で詰みます→
初手▲3一飛打に対して、△2二玉と逃げた場合は、▲2一金打で詰みます↓
初手に対して△4二玉と逃げた場合
初手▲3一飛打に対して、△4二玉と逃げた場合は、▲3二飛打で詰みます→
初手▲3一飛打に対して、△4二玉と逃げた場合は、▲3二飛打で詰みます↓
初手に対して△2四玉と逃げた場合
初手▲3一飛打に対して、△2四玉と逃げた場合は、▲3五金打とします。
▲3五金打に対して、玉は1四か1五に逃げるしかありませんが、どちらに逃げても▲1六飛打で詰みます→
▲3五金打に対して、玉は1四か1五に逃げるしかありませんが、どちらに逃げても▲1六飛打で詰みます↓
(後手は持ち駒に歩しかないので、合駒ができません)
初手に対して△3二歩打と合駒した場合
初手▲3一飛打に対して△3二歩打と合駒してきた場合は、▲3五飛打とします→
初手▲3一飛打に対して△3二歩打と合駒してきた場合は、▲3五飛打とします↓
これに対して、後手の選択肢は3つ。
- △2二玉と逃げる
- △4二玉と逃げる
- △2四玉と逃げる
(後手の持ち駒に歩しかないので、合駒はできません)
4手目△2二玉と逃げた場合
▲3一飛打、△3二歩打、▲3五飛打に対して、△2二玉と逃げた場合は、▲3二飛上成で詰みます→
▲3一飛打、△3二歩打、▲3五飛打に対して、△2二玉と逃げた場合は、▲3二飛上成で詰みます↓
4手目△4二玉と逃げた場合
▲3一飛打、△3二歩打、▲3五飛打に対して、△4二玉と逃げた場合も、▲3二飛上成で詰みます→
▲3一飛打、△3二歩打、▲3五飛打に対して、△4二玉と逃げた場合も、▲3二飛上成で詰みます↓
4手目△2四玉と逃げた場合
▲3一飛打、△3二歩打、▲3五飛打に対して、△2四玉と逃げた場合は、▲2五金打で詰みます→
▲3一飛打、△3二歩打、▲3五飛打に対して、△2四玉と逃げた場合は、▲2五金打で詰みます↓
終わり。