【5手詰(19):詰将棋】終盤力を強化せよ。離して打て
日々の将棋の中で、私が詰みを逃した局面を紹介します。
目次
問題の局面
局面図
私が先手。
先手の居飛車穴熊に対して後手の振り飛車で、終盤に以下の局面を迎えます。
ここから5手で詰みがあります→
ここから5手で詰みがあります↓
複数の詰み筋がありますが、5手詰は1通りだけです。5手詰を当ててみてください。
答え
▲9四銀成、△同玉、▲7二角打、△9三玉、▲8三角成
まで、5手詰です。
(他にも詰み筋はありますが(例えば▲8二銀不成からの筋)、手数が長くなりますので解説は省略します)
以下、それぞれの変化を見ていきます。
初手に対して△9二玉と逃げた場合
初手は▲9四銀成→
初手は▲9四銀成↓
これに対して、後手の選択肢は2つ。
- △9二玉と逃げる
- △同玉と応じる
初手▲9四銀成に対して、△9二玉と逃げた場合は、▲8三成銀、△8一玉、▲7二成桂で詰みます→
初手▲9四銀成に対して、△9二玉と逃げた場合は、▲8三成銀、△8一玉、▲7二成桂で詰みます↓
初手に対して△同玉と応じた場合
初手▲9四銀成に対して、△同玉と応じた場合は、▲7二角打、△9三玉、▲8三角成で詰みます→
初手▲9四銀成に対して、△同玉と応じた場合は、▲7二角打、△9三玉、▲8三角成で詰みます↓
終わり。