【5手詰(31):詰将棋】終盤力を強化せよ。美濃囲い崩壊後
日々の将棋の中で、私が詰みを逃した局面を紹介します。
目次
問題の局面
局面図
私が先手。
先手の居飛車船囲いに対して、後手の振り飛車で、終盤に以下の局面を迎えます。
ここから5手で詰みがあります→
ここから5手で詰みがあります↓
複数の詰み筋がありますが、5手詰は1通りだけです。5手詰を当ててみてください。
答え
▲8二銀、△9二玉、▲9三銀打、△同桂、▲8一銀
まで、5手詰です。
初手▲8二銀打からでも詰みはありますが、7手詰となります(解説は省略します)
以下、それぞれの変化を見ていきます。
初手に対して△8四玉と逃げた場合
初手は▲8二銀→
初手は▲8二銀↓
これに対して、後手の選択肢は2つ。
- △8四玉と逃げる
- △9二玉と逃げる
初手▲8二銀に対して、△8四玉と逃げた場合は、▲7五馬で詰みます→
初手▲8二銀に対して、△8四玉と逃げた場合は、▲7五馬で詰みます↓
初手に対して△9二玉と逃げた場合
初手▲8二銀に対して、△9二玉と逃げた場合は、▲9三銀打、△同桂、▲8一銀で詰みます→
初手▲8二銀に対して、△9二玉と逃げた場合は、▲9三銀打、△同桂、▲8一銀で詰みます↓
これでは詰まない
初手▲7五馬は見えますが、△8四歩と対応されて後手玉は詰みません→
初手▲7五馬は見えますが、△8四歩と対応されて後手玉は詰みません↓
終わり。