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【５手詰(34)：詰将棋】終盤力を強化せよ。入玉阻止
日々の将棋の中で、私が詰みを逃した局面を紹介します。
目次
問題の局面
局面図
私が先手。
先手の居飛車に対して、後手は振り飛車。
力戦系の将棋で、終盤に以下の局面を迎えます。
ここから５手で詰みがあります→
ここから５手で詰みがあります↓
（５手詰は２通りあります。その２つ以外にも詰み筋はありますが、すべて７手詰以上となります。５手詰を当ててみてください）
答え
パターン①
▲８七金打、△同桂成、▲７六金打、△同銀、▲同馬
まで、５手詰です。
パターン②
▲９七角打、△７七玉、▲８九桂打、△６六玉、▲５七金打
まで、５手詰です。
（他にも詰み筋はありますが、すべて７手詰以上となりますので、他の詰み筋の解説は省略します）
以下、それぞれの変化を見ていきます。
パターン①初手に対して△８五玉と逃げた場合
初手は▲８七金打→
初手は▲８七金打↓
これに対して、後手の選択肢は２つ。
- △８五玉と逃げる
- △同桂と応じる
初手▲８七金打に対して、△８五玉と逃げた場合は、▲８六歩打、△８四玉（もしくは△７四玉）、▲８五金打で詰みます→
初手▲８七金打に対して、△８五玉と逃げた場合は、▲８六歩打、△８四玉（もしくは△７四玉）、▲８五金打で詰みます↓
パターン①初手に対して△同桂と応じた場合
初手▲８七金打に対して、△同桂と応じた場合は、▲７六金打、△同銀、▲同馬で詰みます→
初手▲８七金打に対して、△同桂と応じた場合は、▲７六金打、△同銀、▲同馬で詰みます→
パターン②初手に対して△９六玉と逃げた場合
初手は▲９七角打→
初手は▲９七角打↓
これに対して、後手の選択肢は３つ。
- △９六玉と逃げる
- △８五玉と逃げる
- △７七玉と逃げる
初手▲９七角打に対して、△９六玉と逃げた場合は、▲８六金打で詰みます→
初手▲９七角打に対して、△９六玉と逃げた場合は、▲８六金打で詰みます↓
パターン②初手に対して△８五玉と逃げた場合
初手▲９七角打に対して、△８五玉と逃げた場合は、▲８六歩打、△８四玉（もしくは△７四玉）、▲８五金打で詰みます→
初手▲９七角打に対して、△８五玉と逃げた場合は、▲８六歩打、△８四玉（もしくは△７四玉）、▲８五金打で詰みます↓
パターン②初手に対して△７七玉と逃げた場合
初手▲９七角打に対して、△７七玉と逃げた場合は、▲８九桂打→
初手▲９七角打に対して、△７七玉と逃げた場合は、▲８九桂打↓
これに対して、後手の選択肢は３つ。
- △７八玉と逃げる
- △６八玉と逃げる
- △６六玉と逃げる
４手目△６八玉（もしくは△７八玉）と逃げた場合
▲９七角打、△７七玉、▲８九桂打に対して△６八玉（もしくは△７八玉）と逃げた場合は、▲７九金打で詰みます→
▲９七角打、△７七玉、▲８九桂打に対して△６八玉（もしくは△７八玉）と逃げた場合は、▲７九金打で詰みます↓
４手目△６六玉と逃げた場合
▲９七角打、△７七玉、▲８九桂打に対して△６六玉と逃げた場合は、▲５七金打で詰みます→
▲９七角打、△７七玉、▲８九桂打に対して△６六玉と逃げた場合は、▲５七金打で詰みます↓
終わり。