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非常にベタなことから、細かいことまで、できるだけ具体的に書きました。
当たり障りのない記事をふわふわっと書くよりも、思ったことをズバズバ書いた方が読者のためになると思ったので、率直な意見を書いています。
すでにご自身の勉強方法を確立されている方も多いと思います。
その一方で、勉強方法について悩まれている方も居られるかも知れません。
そんな方々の参考になればと思い、この記事を執筆しました。
人によって、環境が違ったり、勉強方法も合う合わないがあると思いますので、参考にできそうなところだけ真似してもらえればと思います。
私は2012年8月の論文式試験に合格しました。
利用した予備校は「大原」です(ただし公開模試は「TAC」も受けました)
その後、大手監査法人に就職し、2015年12月の修了考査に合格、晴れて公認会計士となりました。
そんな私のざっくりとした受験スケジュールは以下のような感じでした。
2010年5月 簿記3級、簿記2級の勉強開始
2010年6月 会計士試験の勉強開始
2011年12月 短答式試験に合格
2012年8月 論文式試験に合格
2010年5月〜2011年5月の期間は試験勉強にフルコミット。
2011年6月〜2012年7月の期間はアルバイト(週3〜4日前後)をしながら勉強。
といった感じです。
ですので、働きながら試験勉強をしている方の気持ちもわかります(私の場合アルバイトですが)
そんな私が、実体験や脳科学や勉強法に関するたくさんの本から得た知識から考える、試験に合格するためのコツを10つ紹介します。
▼公認会計士試験 試験勉強のコツ10選
予備校に入ったら(もしくは勉強を始めたら)まずは手帳を購入しましょう。
手帳のオススメはカレンダー式の見開きのページがあるもので、できるだけ薄型の手帳が良いと思います(凝った手帳はいらないです。使い捨ての薄い手帳)
(こんな感じの手帳が良いかと↓)
日ごと、もしくは週ごとの時間単位で細かく予定を立てるよりも、これくらいざっくりとした月単位のものがオススメです。
(月単位の手帳の方が、月全体を俯瞰できるし何より見やすい)
もちろん時間単位で細かく予定を立てたい方は、そのやり方でも構わないと思います(でも予定を立てるのに時間をかけ過ぎないように)
とにかく予定を立てることが大事だということです。
ちなみにGoogleスケジュールではダメなのか?という意見をいただきましたが、私ならスマホやタブレット端末を持っていたとしても、紙のスケジュール帳を使います。
電子手帳もそれはそれでメリットはありますが、紙のスケジュール帳の方が、
などの利点があるので、紙の方が良いでしょう(でも、できるだけ薄いもの)
確定している予定とは、
など。
これらを埋めていきます。
そうすると、本試験や模試までの残りの日数が可視化され、自然と逆算思考が働きます。
手帳(スケジュール帳)の書き方は、1マス(1日)を
の3ブロックにざっくり分けます。
(こんな感じ↓)
そして、ブロックごとに先程説明した「確定している予定」を埋めていきます。
するとこんな感じになるはずです↓
(ちなみに「酉18−23」と記載があるのはアルバイトの時間)
こうやって授業や答練、学校、アルバイトの予定を手帳に記入していくと、空白の時間(=自由に勉強できる時間)が意外と少ないことに気付きます。
「ここで答練の復習して、ここで前回の授業の復習をして・・・」
なんて感じで考えていくと、「時間」の貴重さに気付かされます。。。(全然時間足らん)
これは何に対しても当てはまる話です。人生も「無限」に存在すると思うとダラダラしがちですが、「有限」であると認識すると貴重に思い1日1日を大切にします。この感覚は合格した後も大切にしたいと当時思いました。
こうやって勉強の計画をざっくりと逆算思考で立てていきましょう。
当時の手帳が残っていたので、全部写真に撮りました。
2010年の手帳はなかったので、2011年からですがこんな感じです↓
この頃はまだ短答式試験に合格していませんでしたが、論文式試験のための勉強も始めていました(会計士試験の勉強を始めたのは2010年6月から)
ちなみに空白の時間(日)はすべて自習の時間です。
5月の短答式試験に撃沈した後、貯金が底をつきかけていたのでアルバイトを始めました。
「酉18−23」って記載あるのがアルバイトです(18−23は18時〜23時までアルバイト、という意味)
短答公開模試は大原もTACも受けました。そして12月の本試験に無事合格しました(模試の点数は手帳に記載の通り、上から企業法、監査論、管理会計、財務会計の点数。本試験の点数は企業法90点、監査論90点、管理会計70点、財務会計144点、合計394点)
模試も含めて計算科目(特に財務会計)の点数が安定していたことが、合格最大の要因だと思います。
1月から論文式試験に向けてのアウトプット作業の開始(答練)。
インプット作業は、昨年に一旦終えています(ちなみに選択科目は「経営学」でした)
論文式試験の総合順位は106位(?)くらいだったと思います(合格者1,347人中。証拠の合格通知を見つけたら、また載せます)
合格要因は、短答式試験同様に計算科目(会計学と租税法)で点数を稼いだおかげ(特に租税法は全体順位が15位(?)くらいでした)
理論科目(特に監査論)は点数ブレがちですが、計算科目はやればやるほど高得点でしかも安定するので、コスパが良い科目だと思います。
私は常にキッチンタイマーを持ち歩いて、勉強時間を測定していました。
使用していたストップウォッチはこんなやつ↓
(Amazonのリンクを貼ろうと思ったんですけど、生産終了(?)しているみたいで見つかりませんでした。とにかく、こんな感じの小型で自立するキッチンタイマーが良いかと。
もともとはキッチンタイマーなので、マナーモードにする機能は搭載されていません。音が鳴らないようにするために、裏蓋を外して配線を切る必要があります)
もちろんスマホのストップウォッチを使うのも良いと思います(ですが、スマホの場合そのついでにSNSチェックしたりしてしまうリスクがある)
勉強時間を測定し、スケジュール帳の日の右上にその時間を毎日書きます。
(こんな感じ↓)
「今日は集中できたな!」とか
「今日は全然勉強できていないな〜」など
感覚ではなく、具体的に測定し数値を記入することによって、勉強時間に対する意識が高まります。
勉強しているつもりになっているだけで、実際は全然勉強できていない、なんてことは良くあります。
(実際に測定してみると、体感10時間くらい勉強しているつもりでも、実際測定してみると7時間半だった、なんてことはザラです)
これも時間に対する意識を高めるための工夫です。
皆さんもお試しあれ。
朝から夜まで、予備校の自習室にこもりましょう。
通信の方も自習室を使う権利は付与されるはずです。
一生懸命勉強をしている人の中に身を置く、というのは勉強をするモチベーションを維持するのにとても大切なことだと思います。
近くに自習室がない場合は、図書館やカフェなど、勉強に集中できる環境を探しましょう。
(もちろん自宅で集中できる、という方は自宅でも構いません)
今はコロナ禍なので、いい環境を探すのは大変かもしれませんが、集中できる環境を見つけることはとても大切です。
1日の勉強スケジュールは以下のような感じでした(当時の手帳にメモが残っていました笑)↓
左がアルバイトのある日、右がアルバイトのない日のスケジュールです。
(左端の小さな数字が時間。準=準備、移=移動)
こんな生活を合格するまで毎日続けます。
本当に毎日です。
会計士試験の勉強を始めてから、プライベートの用事(友達と遊んだり)の時間はほとんど入れていません。
正月(1月1日)、散髪、アルバイトの時間を除けば、勉強を始めてからプライベートの用事に使ったのは3日くらいです。
その3日も、丸1日使うのではなく、18時以降の2〜3時間とか、それくらいなので、時間換算しても10時間もプライベートに使っていないと思います。
それ以外は全て試験勉強にフルコミットしました。
(それだけ時間を費やした結果、割と余裕を持って合格できたので、実際はもう少しゆとりを持って勉強しても良いと思います。大切なのは合否の結果であって、合格順位はあまり関係ないので)
これは言わずもがな、みなさん繰り返し解かれていると思いますが、大切なことなので書きました。
授業を受ける(インプットをする)だけでは、なかなか知識は定着しません。
答練を解く(アウトプットをする)ことは、知識を定着させる上でとても大切です。
何回も何回も繰り返し解きましょう。
また、解く際は必ず時間を測りましょう。
タイムプレッシャーをかけると脳は活性化します。
時間を測って、解き終わったら解いた「日」と「時間」を答練の表紙の上の方にメモしておきます。
そして、次に解くときは、前回よりも早い時間で解けるように挑戦しましょう(公認会計士試験は解答するスピードを鍛えることも合格率を上げる上では必要です)
また、2回目以降解くときは、前回よりも最低でも7日以上は間隔をあけましょう(エビングハウスの忘却曲線より)
これは特に仕事やアルバイトなどをしながら勉強をしている方にオススメの勉強法です。
時間がある人は、答練をひたすら繰り返し解きまくれば、グングン力が付いていきます。
しかし、答練は1回解くだけでも1〜2時間。復習の時間も合わせたらもっと時間を取られます。
仕事やアルバイトをしながら勉強をしている方は、答練を解きまくるのは時間的に難しいかもしれません。
そんな方にオススメの勉強法が、「間違えた問題だけを見直す」というやり方です。
「間違えた問題だけを見直す」ために、間違いノートを作成します。
⑤のコツに紐つく話です。
これは非常にオススメで、効果を実感できたやり方なので、試したことのない方は是非トライしてみて欲しいです。
私の答練の使い方は以下のような感じでした。
そして、間違いノートの作り方はこんな感じです。
計算科目の間違いノートの作り方は、言葉にすると説明しづらいですが、こんな感じです↓
(見ても何を書いているのか分からないと思いますが、イメージだけお伝えしたかったので掲載しました)
頭の中で人に説明しながらまとめるとより効果的です。
まとめる過程で頭に入るので、間違いノートを作成した時点で、目的の半分は達成です。
残りの半分は、作った間違いノートを繰り返し見直すことで達成します。
間違いノートを作成したことに満足せず、答練の前や電車の中、お昼ご飯を食べながらなど、隙間時間をうまく使って何回も何回も見直します。
見直すときに頭の中で、人に説明しながら見直せるとなお良いです。
あと大事なのは「間違いノート」であるという点。
つまり間違えた問題「だけ」をまとめるのです。
授業のある都度、答練のある都度、全ての内容をまとめていると時間がいくらあっても足りません。
「間違えた内容だけ」をまとめるように意識しましょう。
これはいつの時代でも言えることですが、計算科目が強い人は試験でかなり有利です。
計算科目といえば、「財務会計」「管理会計」「法人税」「消費税」「所得税」
特に「財務会計」が苦手では、なかなか合格できません(会計士試験のメイン科目ですからね。得点の配分も高いはず)
公認会計士に会計のことを聞かずして、誰に聞くんだ、って話なので、公認会計士を志す以上は会計科目は徹底的に究める必要があります(全ての職業の中で、会計について一番詳しいのが公認会計士のはず)
私は財務会計と租税法が得意科目でした。
短答式試験の財務会計の点数も144点、短答式試験前の6回の模試も200点→168点→148点→160点→160点→152点と安定して得点できていました。
計算科目を得意にする方法は、
授業を聞いてイマイチ理解できなかった箇所は、授業後、講師の方にガンガン質問していました。
そして次に、先ほども説明しました、
この2つが重要になってくると思います。
あと電卓も家庭用のちゃっちいのではなくて、業務用のしっかりした電卓を使った方が良いと思います。
キーロールオーバー、12桁表示、あと日数計算機能もあれば便利です。
メーカーはCASIO、SHARP、Canon、何でも構いません(私の勉強していた頃は、CASIOとSHARPを使っている方が多かったです。一部Canonの電卓を使っている方もいました)
私の使っていた(今も仕事で使っている)電卓はコレです↓
生産終了しているモデルですが、こちらのモデルが現行のモデルでは同じものになります↓
キーロールオーバー、12桁表示、日数計算すべて機能としてあります。
ちょっと高いけど、使いやすくてオススメです。
あとよく聞かれるのが、「右利きの人はペンを右手で持つので、電卓は左手で叩いた方が良いですか?」という質問。
これは正直あんまり関係ないと思います。私は右手でペンを持ちながら、右手で電卓を叩いていました。
電卓は利き手で叩けば良いかと思います(もちろん利き手とは逆の手で不自由なく叩けるんだったらそれでも良いです。でも左手で叩くことによるアドバンテージはそんなにないと思います。)
おそらく計算科目の問題を解くのと、理論科目の勉強をするのに、刺激される脳の箇所が違うと思います。
同じ理論科目でも、監査論と企業法では、また脳の違う部分が刺激されるはず。
計算科目でも、答練を解くのと、間違いノートを作成するのでは、刺激される脳の箇所は違うと思います。
そんなイメージで、毎日全科目触れるようにして、脳全体を満遍なく刺激してあげましょう。
あまり良くない勉強法は、「1日10時間×10日間計算科目を解きまくる」みたいな勉強の仕方です。
ただ、論文式試験になると科目数が増えて、毎日全科目に触れるのはちょっと難しいかもしれません。
また、働きながら勉強をしている方も、全ての科目に触れるのは難しいでしょう。
それでも、できるだけ多くの科目に触れるように意識しましょう。
(例えば、仕事終わりに自習室によって2時間半財務会計の計算問題を解く。移動の電車の中で監査論のテキストを読む。寝る前の20分間だけ企業法の内容を暗記する。など)
この勉強法の参考にしたのは、大学生の頃に読んだ以下の書籍からです↓
一度4時間半睡眠を何日か継続したことがありましたが、うまくいきませんでした。
どうしても授業中ぼーっとする時間が増えたり、集中力が続かなかったりします。
理解した内容を脳に定着させるためには、反復練習と睡眠は欠かせません。
最低でも6時間、できれば7時間は寝たいところです(とはいっても、社会人の方は7時間も睡眠時間を確保するのは難しいかもしれませんが)
私は、6時間睡眠(1時就寝の7時起床)で、昼寝(1時間くらい)もしていました。
昼寝は自習室で突っ伏して寝ます。
自習室で頑張って勉強をしている時に、うとうとすることはありませんか?
そんな時は、眠い目を擦って頑張るのも一興ですが、思い切って寝てしまうのが個人的にはオススメです。
寝た後は頭がスッキリして、勉強に集中できます。
1時間昼寝はやり過ぎにしても、15分〜30分くらいの昼寝は生産性向上のために取り入れている企業もたくさんあります。
勉強は量も大切だけど質も大事。眠たい時は寝て、脳を回復させましょう。
「あいつは自習室でよく寝ているのに、なんで高得点を維持できているんだ??」
なんて思われかねないですが、「寝ているから高得点を維持できる」のです。
私はそう思って堂々と寝ていました。笑
こういうことをバカにする人に一流の人はいないと思います。
運動をすると脳全体が活性化します。
また、ずーっと座りっぱなしだと血流が滞って、普通に健康上よくありません。笑
歩く習慣をつけましょう(運動が大事。特に下半身を動かすことが大切)
ただし、激しすぎる運動は脳にとって逆効果なのでご注意を。
また、ジムに通うとか筋トレとか、そういう運動のための運動は時間がもったいないと思います。
できれば生活の中に運動を取り入れましょう(駅まで歩く、階段を使う、など)
(私も今はバリバリ筋トレをしていますが、始めたのは合格した後です)
私の場合、自宅から予備校まで自転車で片道50分、突っ走ってました(お金がなかったので、電車賃節約の目的もある)
真夏もタオルと着替えを持って、50分突っ走る。
予備校に到着したら、エレベーターは使わずに階段で登る。
そして、トイレに駆け込み汗を拭って着替えて勉強開始。
こんな感じでした。
予備校に到着した後は、不思議と勉強に集中できるものです(体温が上がって、血流が良くなって、脳全体が活性化しているから?)
そして長時間勉強して、適度に運動もした日の夜はぐっすり眠れます。
片道50分はやり過ぎにしても、多少歩いたり、自転車に乗ったりする時間も作ったほうが良いと思います。
電車は移動時間を勉強時間に充てられる、というメリットはありますが、自転車通学も意外と良いのでお試しあれ。
勉強をしていると、思うように点数が伸びなかったり、このまま勉強を続けて良いのかどうかとか、悩むことがたくさんあると思います。
私もそうでした。
私に限らず、公認会計士になった方々は皆、悩んだり挫折した時期があったはずです。
でもそれを乗り越えました。
挫折しても何回も何回も立ち上がる。
こういった根気が合格するのには必要です。
公認会計士試験は難関試験です。
でも合格すれば、世界が広がります。
また、自信にもつながります。
ぜひこの記事に辿り着いたあなたには粘り強く頑張っていただきたいと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
終わり。
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