公認会計士試験後(論文式試験後)の過ごし方5選
この記事では、8月の論文式試験受験後、合格発表までの間の過ごし方についてまとめております。
当時の自分に伝えてあげたいことを書きました。
論文式試験受験後、
- 自己採点の結果合格が見込める方
- ぼーっとしてしまいがちな方
- 何をすれば良いのかわからない方
- 何かをしなければいけないような気がしているんだけど、具体的に何をすれば良いのかわからない方
- やるべきことについて、何かヒントが欲しい方
上記のような方々に、ヒントとなるような情報を提供したいと思います。
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① 英語を勉強する(主にTOEIC)
英語の勉強は、先にしておくのに越したことはありません。
とりあえず、就職前に700点くらい取れたら優秀。
もっと優秀な人だと、就職前に800点以上のスコアを取ってから就職した人も同期にいました。
英語の勉強は、以下の点から必要になります。
出世しやすい
昇格要件にTOEIC〇〇点以上、みたいな要件を設けている法人が多いです(最近はほとんどがそうです)
海外勤務を希望できる
海外勤務を”希望”する要件に、TOEIC〇〇点以上、みたいな要件を設けている法人がほとんどです。
つまりTOEICの点数が足りないと希望すらできない。
就職後、配属を決める際に有利に働く(こともある)
これは絶対ではありません(それぞれの法人の内部事情によって結果は異なると思います)
先ほど紹介した就職前にTOEIC800点以上をとった同期は、バリバリドメスティックな会社の担当になっていました。
(海外勤務を希望していたし、そのためにTOEICの勉強もしていたので可愛そう・・)
それでも、TOEICのスコアが足りていないと、そもそも選択肢に入らない可能性が高いので、勉強しておくに越したことはありません。
私はというと・・・
ちなみに私は英語を一切勉強していません。笑
ここまで頑固に英語を勉強しないのは、結構変わっている方だと思います(周りを見渡してもあまりいません)
言語の壁はテクノロジーが解決してくれると信じています。
(ですが、最近この仮説に自信がなくなってきた。笑 なぜなら成功している実業家の方々は皆口を揃えて「英語を勉強しましょう」というから)
英語の勉強にかける時間をプログラミングやマーケティングなど、好きなことを勉強する時間に全振りしました。
また、私の頃は昇格要件にそこまでTOEICのことは言われなかったのも理由にあります。
上司にヤイヤイ言われたら勉強していたと思います。
何事も中途半端が良くないので、自分の信じる道を突き進みましょう。
② 読書の沼にどっぷり浸かる
時間があるので、読みたかった本をじっくり読む時間に当てるのは良いと思います。
読みやすいビジネス書や教養本がオススメ
基本的には、なんでも好きな本を読めば良いと思います。
「特に読んでおいた方がいい本はあるか?」と聞かれれば、強いていうなら原理原則が書いてあるような有名な本は、一旦このタイミングで読んでおくことをオススメします(面白いかどうかは別として)
例えば以下の3冊↓
7つの習慣
人を動かす
道は開ける
また、追加でこのタイミングで読むのに個人的にオススメできると思う本は以下の2冊↓
地頭力を鍛える
エッセンシャル思考
実務書は実務についてからで良い
具体的な実務書などは、担当の会社が決まってからで良いと思います。
(というか先に読んでもイメージが湧かないので頭に入りにくいかも)
人生を豊かにするための読書をする
たくさんの本を読んでいる、ということでマウントを取りたがる人がたまーにいます。
「月に○冊は読んでいる!」とか。
読書が好きということを(若干ムキになりながら)必死にアピールしたり。
マウントを取るために読書をしても意味はないです。
皆さんには、読んだ本の内容を吸収して、自分の人生を豊かにするための読書をしてもらいたいと思います。
③ 就職先を考える
私のオススメは監査法人
公認会計士試験(論文式試験)合格後の就職先は、色々考えられますが、私のオススメは(一旦)監査法人に就職です。
「監査」は公認会計士のみに許された業務であり、経験しておく価値は高いと思います。
また、3年後に受ける修了考査(これをパスして初めて公認会計士となる)に監査論の科目があり、一般事業会社等に就職して監査を経験していない人にはちょっと不利かもしれません。
監査法人に就職 → 修了考査に合格 → その後のキャリアを考える(監査法人に残って監査を続ける、一般事業会社に転職する、起業する、ベンチャーに転職する)
がオススメです。
海外勤務を希望するなら・・
監査法人に就職を希望される方で、海外勤務を希望される方は、海外のメンバーファームに加入している監査法人の方が、海外勤務のチャンスが多くて有利だと思います。
土地で考える
「東京で働きたい、東京に住みたいから、東京に絞って就職活動をする!」
「地元に貢献したいから、地元に絞って就職活動をする!」
どちらも考え方として全然アリだと思います。
人で考える
説明会や事務所見学会、懇親会などで、その法人(会社)で勤める方々と触れ合い、人を見て
「この人と仕事がしたい!」
みたいな決め方も、全然アリだと思います。
もちろん就職後、その方と一緒に仕事できるとは限りませんが、そんな素敵だと思った方が選んだ環境がその会社なのであれば、同じ会社に似たような素敵な方々が多いかもしれません。
上記のような方針をある程度決めてから説明会に挑む(じゃないと行けば行くほど悩む事になる)
監査法人の説明会に行くと、
「〇〇の業界ではシェアNo.1です」
「〇〇の業界には強いです」
「幅広い業種のクライアントを持っているので、幅広い経験を積めます」
「教育制度が整っています」
などなど。
どこの法人に行ってもこのような説明を受けることになります。
当時の自分はこれを聞いて「?」て感じでした。笑
教育制度なんて結局どの法人もある程度整っています(というか整っていなくても整っていると言いますね)
「〇〇業界に強いです」とか言われても、イメージ湧きません(超具体的にこの業界の監査がしたい!!みたいな希望があるなら話は別ですが。。)
結局大事になってくるのは、関わる「人」かなって個人的には思います。
あと、説明会に行って先輩に質問をするときは、できるだけ具体的な質問を用意して行った方が良いと思います。
ふわっとした質問をしても、ふわっとした模範解答が返ってくるだけなので。
できるだけ聞きたいことがある方は、具体化して質問するようにしましょう。
④ 旅行に行く
今はコロナ禍なので、なかなかできないことですが、落ち着いたら海外旅行に行って見るのは良い経験だと思います(特に海外に行ったことがない人!)
海外に行くためには、時間は当然いるし、パスポートを取ったりする手続きも必要になります。
私の初海外は就職後の弾丸ハワイ旅行でしたが(3泊5日)、めちゃくちゃ楽しかったし、いい経験になりました。
⑤ 就職の準備(必要なモノの購入)
これは就職先が決まってからで全然OK。
オリエンテーションなどで説明があるとは思いますが、ここにも一般的に必要になるものを何点かリストアップしておきます。
名刺入れ
どこに勤めるにしても必要でしょう。
クレジットカード
主に監査法人に就職される方は、作っておいた方が良いでしょう(持っていない方)
監査法人は、出張の多い仕事です(担当する会社によりますが。私の場合入所1〜5年目くらいまで、年の半分以上が出張でした)
ホテル、航空券などの予約や決済にカードが必要なので、早めに作っておきましょう。
また出張が多い会社の担当になると、ポイントがガンガン貯まりますので、還元率の高いカードがオススメです。
私のオススメは、作りやすくて年会費がかからない、ポイント還元率も良い、楽天カードがオススメです。
持っていない方はとりあえず申し込んでおきましょう↓
申し込めばすぐに発行してくれます(1〜3週間くらい)
大きめのカバン
主に監査法人に就職する場合に必要です。
いわゆる大学3、4回生が就職活動に使っているような、薄いカバンではありません。
パソコンを持ち歩くことになるので、ある程度幅のある大きめのカバンが必要です。
私が使っていて便利に感じたカバンは、外側にペットボトルや濡れた折りたたみ傘をそのまま入れるための防水加工のあるポケットがついたカバン。
これは雨の日にめちゃ便利です。
私の使っていたカバンはこれ(TUMI。オススメ!)↓
防水加工のあるポケットがあるし、容量もちょうど良い。
またリュックサックのように背負ったりもできる(荷物が重いので背負えるのは便利)
生地も丈夫で長持ちします(10年は余裕で使えるかと)
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終わり。