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あなたはプロテインを購入するとき、どのような基準で商品を選んでいるでしょうか?
選ぶ基準は色々あると思います。
そしてどれも間違ってはいないです。
しかし、プロテインを飲む目的は効率よく筋肉をつけること。
もっと言うと、効率よく筋肉をつけるために「タンパク質を摂取すること」だと思います。
ですので、何より一番重要視すべきは以下の2点だと思います。
この考え方を、知らない人は意外と多い。
できるだけわかりやすく説明しますので、興味があれば最後まで読んでいただければ幸いです。
話を始める前に、大前提として以下の2つについて別の記事で解説しています。
気になる方はこちらの記事も合わせて読んでみてください↓
プロテインを選ぶ時、真っ先に目に入るのは価格と容量(kg)だと思います。
ただ、単に価格と容量を比較して優劣を判断してはいけません。
以下の例を見てください。
【例】
どちらのプロテインの方がお買い得だと思いますか?
①のプロテインの方が価格が安いので、お買い得に感じますが実際はどうでしょうか。
プロテイン摂取の目的は「タンパク質を摂取すること」
この目的を踏まえ、先ほどの例に戻ります。
それぞれのプロテインの使用方法の説明欄と成分表を見てみましょう。
【例】
②の方が、少ない量で多くのタンパク質を摂取できるからお得?
でも価格は①の方が安い。
えーっと、、、どっちの方がお得なの??
こういう時は、以下のように情報を整理してみましょう。
①のプロテイン | ②のプロテイン | |
---|---|---|
容量 | 1,000g | 1,000g |
価格 | 4,500円 | 5,000円 |
タンパク質含有率 (1回当たり使用量 / うち、たんぱく質含有量) | 75% (22.5g / 30g) | 90% (22.5g / 25g) |
容量当たりのタンパク質含有量 (容量×タンパク質含有率) | 750g (1,000g×75%) | 900g (1,000g×90%) |
どうでしょうか?
このように整理すると、
ということが分かります。
そして、
と整理することができます。
では、結局どちらの方がお得なのか?
タンパク質1g当たりの価格を算出してみましょう。
①のプロテイン | ②のプロテイン | |
---|---|---|
容量 | 1,000g | 1,000g |
価格 | 4,500円 | 5,000円 |
タンパク質含有率 | 75% | 90% |
容量当たりのタンパク質含有量 | 750g | 900g |
タンパク質1g当たりの価格 (価格 / タンパク質含有量) | 6円 (4,500円 / 750g) | 5.5円 (5,000円 / 900g) |
パッと見た感じでは、①のプロテインの方が価格が安くお買い得に感じていました。
しかし、タンパク質1g当たりの価格で比較すると、②のプロテインの方が安いということが判明しました。
つまり、プロテインのコスパを判断する上で大切なのは、「タンパク質1g当たりの価格」です。
(タンパク質含有率ではありません。タンパク質含有率の高さを謳っているプロテインは世の中にたくさんありますが、含有率が高くても、価格が高ければコスパの良いプロテインとは言えません)
あなたもお手持ちのプロテインを計算してみてください。
この4つが分かれば計算できます。
計算式は以下の通り。電卓を叩いてみましょう。
タンパク質含有率 = 1回当たりの使用量中に含まれるタンパク質の量 / 1回当たりの使用量
タンパク質1g当たりの価格 = 価格 / (容量 × タンパク質含有率)
「計算をするのが面倒」という方のために、計算フォームをご用意しました。
ご自由にご利用ください↓
実際には、
他にも価格に影響を与える色々な要素があるので、こんな単純には比較できません。
ただ、プロテイン摂取1番の目的は「タンパク質」を摂取すること
なので、
「タンパク質1g当たりの価格」
これに着目して比較するのは賢い方法だと思います。
タンパク質含有率にこだわってプロテインを比較する。
そして、その観点で1番オススメできるプロテイン(WPI)。
それは、ファインラボのホエイプロテインピュアアイソレート(プレーン味)です。
詳細な紹介は別の記事に譲りますが、とにかく安くて高品質。
安さだけにこだわると、他のメーカーにもっと安いプロテインがありますが、品質と価格のバランスで見ると、こちらのプロテインが、私の中ではNo.1です。
ちなみに、たんぱく質含有率(無水物換算)というものがありますが、これは「仮に水分を含んでいないと仮定すれば、どれくらいのタンパク質含有率になるか」というもの。
私はあまり参考にしていません。含有率をよく見せるための販売者サイドの工夫かな?ぐらいに捉えています。
実質的に影響のあるタンパク質含有率は、この記事で紹介した計算方法で算出できます。
読者の皆さんも、1度タンパク質含有率でプロテインを比較してみてはいかがでしょうか。
WPI(ホエイプロテインアイソレート)を「タンパク質1g当たりの価格」で比較した記事はこちら↓
■PS
もともとガリガリ体型だった私が、日々トレーニングや勉強に励む中で気づいたことや、役に立つ情報をこのサイトで発信しています。
肉体改造や健康に関する記事がほとんどですが、たまにその他生活の役に立ちそうな情報も発信しています。
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