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皆さんは以下のような経験をしたことはありませんか?
トレーニングにはそれなりの「時間」がかかるので、仕事などが予定より長引いた場合、できなかったりします。
また、トレーニングは肉体的にはもちろんのこと、精神的にも負担がかかるので、それなりの「気力」が残っていないとできないものです。
ただし、これは「複数メニューを複数セットやる」という前提があるからこうなるのだと思います。
「複数セット」やるから、時間もかかるし、気力(気合)も必要になる。
もし、トレーニングが各メニュー「1〜2セット」だけでいいなら・・・
この記事では「1〜2セット」でも筋肉を追い込める方法「レストポーズ法」を紹介します。
レストポーズ法は最強の時短トレーニングであり、忙しいあなたの味方です。
興味のある方はぜひ最後までお付き合いください。
レストポーズ法はトレーニングのやり方(追い込み方)の1種です。
追い込み方は、
などなど、色々あります。
その中の1つがレストポーズ法です。
レストポーズ法を用いるメリットは以下の通りです。
レストポーズ法のデメリットは以下の通りです。
レストポーズ法の具体的なやり方は以下の通りです。
(以下は、筋肥大を目的とした場合のやり方です)
重量設定は80〜85%1RM(重量設定のための計算フォームはこちら↓)
時間はメトロノームの無料アプリを使うと測りやすいです(1秒ごとにピッピッと音が鳴るので、時間を計算しやすい)↓
メトロノーム(無料)のダウンロードはこちらから↓
iPhoneの方 → AppStoreのリンク
Androidの方 → GooglePlayのリンク
(筋肥大ではなく、「筋力アップ」を目的として行う場合は、使用重量を90%1RM(5回できるかどうかわからない重量)まで上げて行ってください)
1セット10レップを30秒で行うと仮定した場合の、3セット(1メニュー)あたりにかかる時間は以下の通りです。
インターバル3分の場合 | インターバル5分の場合 | |
---|---|---|
1セット目 | 30秒 | 30秒 |
セット間インターバル | 3分 | 5分 |
2セット目 | 30秒 | 30秒 |
セット間インターバル | 3分 | 5分 |
3セット目 | 30秒 | 30秒 |
メニュー間インターバル | 3分 | 5分 |
合計 (1メニュー あたりの時間) | 10分30秒 | 16分30秒 |
そして、これを6メニューこなした場合の時間は以下の通りです。
インターバル 3分の場合 | インターバル 5分の場合 | |
---|---|---|
6メニューこなすのにかかる時間 | 63分 | 99分 |
大まかな計算ですが、だいたいこれくらいになると思います。
次にレストポーズ法で行う場合のトレーニング時間を見てみましょう。
レストポーズ法で行う場合は、以下のようになります。
メニュー間インターバル3分の場合 | メニュー間インターバル5分の場合 | |
---|---|---|
10レップ | 30秒 | 30秒 |
20秒インターバル | 20秒 | 20秒 |
4レップ | 12秒 | 12秒 |
20秒インターバル | 20秒 | 20秒 |
1レップ | 3秒 | 3秒 |
20秒インターバル | 20秒 | 20秒 |
1レップ | 3秒 | 3秒 |
20秒インターバル | 20秒 | 20秒 |
1レップ | 3秒 | 3秒 |
メニュー間インターバル | 3分 | 5分 |
合計 (1メニュー あたりの時間) | 5分11秒 | 7分11秒 |
これはあくまで一例です。レップがどれくらいできるのかによって、かかる時間は当然変わってきます。
そして、これを6メニューこなした場合の時間は以下の通りです。
メニュー間インターバル3分の場合 | メニュー間インターバル5分の場合 | |
---|---|---|
6メニューこなすのにかかる時間 | 約32分 | 約44分 |
レストポーズ法を採用した場合
vs
通常のトレーニングの場合
のトレーニング時間の比較結果は以下の通りです。
6メニューこなした場合の時間比較 | インターバル3分の場合 | インターバル5分の場合 |
---|---|---|
通常のトレーニングの場合 | 63分 | 99分 |
レストポーズ法の場合 | 32分 | 44分 |
差 | 31分 | 55分 |
トレーニング時間が半分以下になっていますね。
あなたのトレーニング時間はどれくらいでしょうか。
参考にトレーニング時間をざっと見積もりたい時に使える計算フォームをご用意していますので、よかったら参考にしてください↓
元ボディビルダーで今はパーソナルトレーナーなど様々な分野で活躍されている山本義徳さんという方がいます。
トレーニングや栄養学の分野においては博識で、私もこの方の著書は20冊近く読みました。勉強させてもらっています。
山本義徳氏の筋肥大・筋力向上に関する考え方に「101理論」という考え方があります。
詳細な説明は上記記事に譲りますが、この「101理論」に基づくと、翌日「筋肉痛」になるくらいの負荷でトレーニングをすれば、筋肥大するということになります。
逆に、それ以上のトレーニングはオーバートレーニングだ、とも言っています。
つまり1〜2セットでも翌日筋肉痛が来る程度の負荷を与えられれば、それで良い、ということになります。
では、
「レストポーズ法1セットだけで翌日筋肉痛になるのか」
ここが問題になりますが、私が実際に試してみた感想としては、翌日は筋肉痛になります。
なので、この考え方に基けば、レストポーズ法1セットだけでもOKということになります。
また、「トレーニングボリューム理論」という考え方もあります。
この理論の詳細も別の記事で説明しますが、「筋肥大にはとにかくトレーニングボリュームが大事だ」という考え方です。
「トレーニングボリューム」とは「重量×レップ数×セット数」のことです。
この理論に基づくと、部位にもよりますが、大体1部位週に10〜15セットくらい刺激すれば良いということになります。
その場合、レストポーズ法1〜2セットでは、全然足りないですね。
こればっかりは実際に試してみて、自分に合うやり方を見つけていくしかないと思います。
ただ1つ間違いなく言えることは「同じやり方をずっと繰り返していても、その刺激に慣れてしまうので、日によって色々トレーニングのやり方を変えるのが良い」ということです。
そういう意味では、
などに、レストポーズ法を試してみても良いですね。
レストポーズ法以外の、自宅でできる筋肉の追い込み方は、以下の記事で紹介しています↓
終わり。
■PS
もともとガリガリ体型だった私が、日々トレーニングや勉強に励む中で気づいたことや、役に立つ情報をこのサイトで発信しています。
肉体改造や健康に関する記事がほとんどですが、たまにその他生活の役に立ちそうな情報も発信しています。
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