カテゴリーから探す

消化吸収を促進せよ(人は胃腸がすべてである)

過去の記事で幾度となく、筋肉を効率よく付けるためには胃腸をケアすることが大切である、と解説してきました。

筋肉をつけるため、のみならず、健康のためにも大切なことだと思います。

特に胃腸が弱めの方や、太りにくい体質の方は意識した方が良いでしょう。

この記事では、私が実際に試してきた胃腸系サプリメント(医薬部外品を含む)を5つ紹介します。

また使用するにあたって必要なコストも計算してまとめています。

興味のある方は是非最後までお付き合いください。

目次

腸内環境を整えろ

胃のイラスト

人はおよそ1000種類、100兆個の腸内細菌を飼っている

人の腸内には、細菌がいます(これを腸内細菌と呼ぶ)。

ポピュラーな菌でいうと、『乳酸菌』も腸内細菌の一種です。

この腸内細菌は、ビタミンの合成や消化吸収の補助、免疫刺激など、人体にとってとても大切な働きをしています。

(働きの詳細を知りたい方は厚生労働省のヘルスネットや、医者の方々の記事を参照してください)

筋肉を効率よく付けるため(栄養素を効率よく取り込むため)、ひいては健康のためには、この『腸内細菌』とうまく付き合っていく必要があります。

太りにくい体質の方のための、その原因に触れた解説記事はこちら↓(腸内細菌のことについても触れています)

この腸内環境を整えるための、主な対策は2つです。

腸内環境を整える① 善玉菌を摂取する(プロバイオティクス)

主に善玉菌そのものを(またそれを含む食品を)プロバイオティクスと呼びます。

ヨーグルトやヤクルトがわかりやすい例でしょうか。

このプロバイオティクスを摂取することは、腸内環境を整えるための1つの手段です。

腸内環境を整える② 善玉菌の餌(善玉菌を増やす働きがあるもの)を摂取する(プレバイオティクス)

玉ねぎやごぼうなどに含まれる食物繊維には、ビフィズス菌などの乳酸菌を増やす作用があると言われています。

このような、菌を増やす作用のあるものをまとめて、プレバイオティクスと呼びます。

プロバイオティクスは善玉菌そのものを摂取することであるのに対して、プレバイオティクスは既にいる腸内細菌に餌を与えて増やしてあげよう、という発想です(善玉菌を増やしたいという”目的”は同じ。”アプローチ”の違い)

プロバイオティクスとプレバイオティクス、どちらも日常的に(できれば毎日)摂取し続けたいところです。

(ちなみに、プロバイオティクスとプレバイオティクス、どちらも含んでいることをシンバイオティクスと呼びます)

サプリメント、医薬部外品の利用

腸内環境の整え方は理解したけど、毎日食物繊維や善玉菌を意識しながら生活するのは大変そう(というか面倒臭そう)

確かに、実践するとなると大変ですね。

  • 善玉菌を摂取しろ
  • 食物繊維が大切だ
  • タンパク質は多めにとれ
  • カロリーはたくさんとれ
  • かといって過度に摂取しすぎるのはよくない

、、、、意識することが多すぎる! Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

ここでサプリメントや医薬部外品の登場です。

これらプロバイオティクスやプレバイオティクスなどを含むサプリメントを日常的に摂取し続ける、というだけで胃腸に対する意識を考慮外にできれば、とても楽ですよね。

賢い対策だと思います。(実際、私も利用しています)

サプリメント、医薬部外品の紹介

サプリメントのイメージ画像

そこで手軽に摂取できるサプリメント(医薬部外品)で、かつ私自身使用歴のあるものを5つ紹介します。

人によって合う合わないがあると思いますので、気になったものを1つずつ試してみてはいかがでしょうか。

HALEO クリア

容量90カプセル
価格2,808円(*1)
1日あたりの使用量1〜2カプセル(*2)
1ヶ月あたりのコスト936円〜1,872円
主要成分イヌリン、穀物発酵エキス、有胞子乳酸菌、ジンジャーエキス

(*1)2024年1月4日時点のAmazon販売価格を表示している
(*2)摂取量に関する記載はないため、管理人NAOYAのオススメ使用量を記載している

HALEOは、アスリートやトレーニングされている方向けのサプリメントのブランドです。

私はトレーニングを始めてから約2年、HALEOのクリアにお世話になりました。

使用方法については『1回あたり1カプセル』としか表記されていません。

食事量の多い昼食後や夕食後に摂取するのが良いでしょう。

クリアのコンセプトを明確にお伝えするために、以下メーカーの解説文を引用させていただきます。

植物由来の酵素成分で食生活のケアに特化。
内側からカラダづくりをしっかりサポート。

・穀物由来の消化酵素を複数含むDigezyme®やジンジャーエキスが日々の食事をサポート
・有胞子乳酸菌、乳酸菌などの善玉菌と相性の良いイヌリンを配合
・全ての成分が植物由来成分で構成

カラダづくりのために食事の量を増量している、またはコンディショニングのためにサプリメント摂取量が一般レベルよりはるかに多いというアスリートは少なくない。HALEOは運動サポートのみならず、食生活のケアにも着目。各種栄養素と相性が良い成分・配合を吟味して生まれたのがこのクリアだ。穀物由来の消化酵素を複数含むDigezyme®やジンジャーエキスが日々の食事をサポート。また、さまざまな環境に強い有胞子乳酸菌、乳酸菌などの善玉菌と相性の良いイヌリンを配合し、カラダを内側からもバックアップする包括的フォーミュラとなっている。全ての成分が植物由来成分で構成されているのも特長だ。

HALEOのHPより

HALEOのクリアは先の分類でいうと、シンバイオティクスです(プロバイオティクス+プレバイオティクス)

『イヌリン』は玉ねぎやごぼうなどに多く含まれている食物繊維でプレバイオティクス(腸内細菌の餌)、

『有胞子乳酸菌』はプロバイオティクスであり、プレ+プロなので、シンバイオティクスです。

90カプセル入りなので、毎日夕食後に使用すれば3ヶ月分となります(毎日2カプセル使用した場合は1.5ヶ月分)

約3,000円なので1ヶ月に換算すると1,000円です。

月1,000円で消化吸収をサポートできる、と考えたら安いと思います。

特に太りにくい体質の方に、ぜひオススメしたいサプリメントです。

またHALEOというブランドは、取り扱う商品について外部の検査機関を使ってテストを受けていたり、原料の原産地にこだわっていたり(高品質の原料だけを使っている)、その原料の原産地を表示していたり、非常に信頼できるサプリメントメーカーです。

その分少し値段が高めの商品が多いですが、このクリアについては比較的安い方だと思います。

大正製薬 新ビオフェルミンS錠【指定医薬部外品】

容量550錠
価格2,961円(*1)
1日あたりの使用量9錠
1ヶ月あたりのコスト1,454円
主要成分ビフィズス菌、乳酸菌(フェーカリス菌、アシドフィルス菌)

(*1)2024年1月4日時点のAmazon販売価格を表示している

こちらはテレビCMでも広告されているので、ご存知の方が多いのではないでしょうか。

先の分類でいうと、新ビオフェルミンS錠はプロバイオティクスになります(ビフィズス菌や乳酸菌が含まれているので)

コラム【指定医薬部外品って何?】

2009年以前は医薬品に分類されていたもの。2009年の薬事法の改正により医薬部外品となった。

  • 医薬品・・・処方してもらうには、医師の処方箋が必要
  • 医薬部外品・・・処方箋必要なし。『人体への改善効果はあるが作用が弱く、副作用の危険性がない』が条件
  • 指定医薬部外品・・・以前は”医薬品”だったが、薬事法の改正のあった2009年以降”医薬部外品”に分類されるようになったもの(2009年以前も医薬部外品だったものと、区別するために”指定”という枕詞が付いたんだと思う)

アリナミン製薬 ビオスリーHi錠【指定医薬部外品】

ビオスリー
¥2,364 (2024/04/22 21:15時点 | Amazon調べ)
容量270錠
価格2,054円(*1)
1日あたりの使用量6錠
1ヶ月あたりのコスト1,369円
主要成分酪酸菌、乳酸菌、糖化菌

(*1)2024年1月4日時点のAmazon販売価格を表示している

こちらも、新ビオフェルミンS錠と同じくプロバイオティクスです。

主要成分を見るに、ビオスリーHi錠と新ビオフェルミンS錠は、『プロバイオティクスを摂取して腸内環境を整える』ということだと思いますので(アプローチが同じなので)、摂取するならどちらか一方だけで良いと思います。

Asahi エビオス錠【指定医薬部外品】

アサヒグループ食品株式会社
¥2,500 (2024/04/22 21:15時点 | Amazon調べ)
容量2,000錠
価格2,300円(*1)
1日あたりの使用量30錠
1ヶ月あたりのコスト1,035円
主要成分ビール酵母

(*1)2024年1月4日時点のAmazon販売価格を表示している

エビオス錠は、先ほどまでの商品とはまた少し違ったアプローチの商品です。

主要成分はビール酵母。ビール酵母は乳酸菌などの菌を増やす作用があるようなので、プレバイオティクスに分類されると思います。

執筆時現在、私はこれを摂取しています。

無味無臭のサプリメントが多い中、エビオス錠は麦の香り(?)がして、とても香ばしいです。

コラム【ビール酵母って何?】

大麦からビールを製造する過程で使用される酵母のこと。製造の過程で大麦から出た栄養を吸収しているので、ビール酵母はビタミンミネラルを含んでおり、栄養価が高い。

  • 酵母・・・微生物。糖をアルコールと炭酸ガスに分解する。パン製造の際に使用されるイースト菌が一番有名でしょうか(パン酵母)
  • ビール酵母・・・大麦からビールを製造する過程で使用される酵母

Asahiグループホールディングスのこちらのサイトが、イラストなどを用いて説明されており、とてもわかりやすかったので、興味があればどうぞ↓

わかもと製薬 強力わかもと【指定医薬部外品】

わかもと
¥2,673 (2024/04/19 10:34時点 | Amazon調べ)
容量1,000錠
価格2,699円(*1)
1日あたりの使用量27錠
1ヶ月あたりのコスト2,186円
主要成分アスペルギルス・オリゼーNK菌培養末、ビール酵母、乳酸菌培養末

(*1)2024年1月4日時点のAmazon販売価格を表示している

こちらも、エビオス錠と同じ、ビール酵母を使ったサプリメントです。

成分を見るに、腸内細菌を増やす作用のある成分が含まれているので、プレバイオティクスに分類されます。

『ビール酵母』の解説はエビオス錠の節参照。

まとめ

以下の表に、紹介した商品をまとめました。

スクロールできます
商品名クリア新ビオフェルミン
S錠
ビオスリー
Hi錠
強力わかもとエビオス錠
商品画像
容量905502701,0002,000
価格(*1)2,808円2,961円2,054円2,699円2,300円
1日あたり
の使用量
1〜2(*2)962730
1ヶ月あたり
のコスト(*3)
936円
〜1,872円
1,454円1,369円2,186円1,035円
商品
リンク
Amazon
楽天
Amazon
楽天
Amazon
楽天
Amazon
楽天
Amazon
楽天
各製品の比較

(*1)2024年1月4現在のAmazon販売価格を表示している

(*2)管理人NAOYAオススメの使用量。食事量の多い昼食後と夕食後に摂取するか、夕食後のみ摂取。私はコストとの兼ね合いから夕食後のみ摂取していた

(*3)計算式は、価格÷容量×1日あたりの使用量×30日

ざっくり分類すると、

  • シンバイオティクス系(食物繊維や有胞子乳酸菌を含む)・・・クリア
  • プロバイオティクス系(乳酸菌などを含む)・・・新ビオフェルミンS錠、ビオスリーHi錠
  • プレバイオティクス系(ビール酵母を含む)・・・エビオス錠、強力わかもと

といった感じでしょうか。

個人的には1つずつ試してみるのが良いと思っています。

併用したい場合は、『プロ系』から1つ、『プレ系』から1つ、といった選択が良いと思います(同じグループから選択すると、成分が被ってしまいますので)

終わり。

■PS

もともとガリガリ体型だった私が、日々トレーニングや勉強に励む中で気づいたことや、役に立つ情報をこのサイトで発信しています。

肉体改造や健康に関する記事がほとんどですが、たまにその他生活の役に立ちそうな情報も発信しています。

よかったらブックマークして定期的に読んでいただけると幸いです。

また、Twitterのアカウントを持っています。

Twitterにもサイトの更新情報や、日々日常で起きる出来事などを発信していますので、よかったらフォローよろしくお願いします!

記事に関するコメントや質問はX(旧Twitter)のDMかお問い合わせフォームからお願いします。

その他、人気ブログランキングに参加しています。

クリックで1票入ります。
応援の投票よろしくお願いします^^
↓↓↓

 ブログランキング・にほんブログ村へ
よかったらシェアしてね!
目次